長野県耐性菌検出情報

信州インフェクションコントロールサーベイランスシステム(SICSS)について

信州インフェクションコントロールサーベイランスシステム(SICSS)とは、長野県内での耐性菌感染防止対策への利用を目的とした地域感染症管理システムです。長野県感染対策研究会が主体となり、2011年から運用が開始され、県内の耐性菌検出状況を管理しています。

SICSSへはインターネットに接続できる環境があればどのような規模の施設でもご参加いただけます。ただ、貴施設の細菌検査データを厚生労働省のJANISサーベイランスで使用するJANISファイルへ変換していただく必要があります。2021年4月現在、長野県全域から61の医療施設が参加しており、耐性菌の検出データを集計し、情報提供を行っています。

参加施設では自施設での検出菌状況を把握できるだけでなく、近隣の参加施設や長野県全体、あるいは地区ごと(北信・東信・中信・南信)の検出菌状況の把握や自施設との比較などが行えます。

定期レポートについて

2014年度よりSICSSで得られたデータを用いてより多くの方々に情報提供をするため、耐性菌検出状況について毎月の定期レポートの作成を始めました。長野県全体と各地区の検出状況を当サイト上で閲覧することができます。各ご施設での感染対策にご活用ください。

引用・転載をご希望される際には『県技師会感染対策委員長の堀内』までご連絡お願いします。

[TEL:0263-37-3493 堀内]

この定期レポートは毎月初め頃に追加予定です。

耐性菌検出状況レポート【2024年】

耐性菌分離率【2024年】