会長挨拶
◆ ご挨拶

一般社団法人 長野県臨床検査技師会
会長 實原 正明
【県民の皆様へ】
一般社団法人長野県臨床検査技師会のホームページをご覧頂きありがとうございます。
当会は、長野県下の臨床検査技師約1380名で構成される医療職能団体です。私共は、病院、診療所、検査センター、保健所で血液や尿等あらゆる物を検査材料(検体)として用いる検体検査と、心電図や脳波・超音波検査等の生理検査を実施する検査のプロフェッショナルです。安全かつ迅速に精度の高い検査データを報告し、日々良質な医療の提供に努めています。当会は、臨床検査を通し社会に貢献すべく公益事業として、検査と健康展、がんイベント、感染症イベントの3事業を展開し、会員と共に県民の皆様の健康維持増進に役立てていただくことを目的に努めて参ります。県民の皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
【会員の皆様へ】
会員、賛助会員の皆様におかれましては、平素より当技師会活動にご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
先の定時総会に於きまして役員改選が行われ、2019年・2020年度役員が承認されましたので新役員を代表し就任のご挨拶を申し上げます。
当会は、昭和27年に発足し、今年で67年目を迎えます。この先達の築き上げた当会の歴史を鑑みると身の引き締まる思いです。これらを継承するとともに、大きな変革を示す医療体制に臨床検査も適切に対応できるよう役員一同歩みを進めて参ります。
本会は会員のための会であることを念頭に置き、全ての会員が一臨床検査技師として輝けることを目指します。そのためには、会員の声に耳を傾け、会員諸氏の求める研修会・各研究班の研修会を充実させ更なる学術団体としての飛躍を図るとともに、自身に見合ったキャリアデザインの構築を支援できればと考えます。当会が力を注いできた新人、若手(青年局)、中堅、管理者を対象とした切れ目のない人材育成研修会は当会の誇れるものであり、更なる研鑽の場として活用していただきます。また、当会はこれまで検査説明や認知症医療に積極的に取り組んで参りました。検査説明研修会で得た接遇等の知識を活用し病棟業務、更には多職種連携事業へと繋げ、今後はさらに患者さんに寄り添う実践的な研修会へと発展させていきたいと考えます。
昨年の「医療法一部改正」施行に伴い、精度の高い検査データを客観的に保証する仕組みの構築が求められ、まさに我々の検査技師力を医療現場の中で発揮する時代の到来を感じさせます。この流れは今後も拍車がかかり、多職種連携による医療貢献に臨床検査技師が関りを深める重要性が求められると考えられます。当会もこれに対応すべく会員諸氏が求める活動を積極的に開催し、医療情勢の著しい変化に対応できるよう努めていく所存です。
これからも役員一同が協働して長野県臨床検査技師会が益々発展できるように努めて参りますので、皆様からの変わらぬご支援を賜ります様お願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
令和元年 7月